■「ひと文字の“書”」をもっと楽しむ筆研究@ MAEZAKI 2007.12.9

三菱uni プロッキーツインの芯を筆にする

〈1〉中のフエルトを取り替える

 水性顔料マーカーのプロッキーは、有害物質が揮発しないタイプのものなので、学校でよく使われているようだ。更に昨今のリサイクル志向もあって、“詰め替えインク”も売られており、結構便利。本体定価150円に対し、“詰め替えインク”は70円なので納得できる。

 “詰め替えインク”はフエルトペンの中の芯で、簡単に入れ替えることができる。書き味も復活する。もっともペン先が完全に乾いてしまっている場合は、ダメ。かすれてきたあたりで交換するのが妥当のようだ。

 

〈2〉リサイクルのリサイクル

 しかし、インクのなくなった芯と、新しい芯が入っていたケースが気になった。「捨てるにはしのびない…」のである。

 試しに若干の加工を加え、墨汁をつけて「ひと文字の“書”」を試みた。

 「なかなかいい感じ」ではないか!。

 ペン本体をリサイクルし、捨てる部分もリサイクルすることができた。

 


〈3〉プロッキーフエルト筆の作り方

@書けなくなったフエルト芯のプラカバーの端を2cmくらいカッターで切る。

  ※中のフエルトは切らないようにする。

 

 

 

 

 

 

 

 


Aフエルトが広がりすぎるので、はさみで適当にカットする。

 

B墨汁をつけて描くだけ!。

 使い終わったら、(スティック糊のように)替え芯の入っていたケースに入れてしまっておけるので、とても便利です!。

 やってみてね!。

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